子どもの発達が遅い?と思ったら

子育て

この子、あんまりしゃべらないなあ・・まだ歩かないなあ・・とか

他の子はもうできるのに・・うちの子はできないなあ・・とか

子育て中、特に乳幼児のころは

常に心配や不安が尽きないですよね。

そんな不安が大きくなって悩んでしまう前に

迷わずやったほうが良いことをまとめました。

最初にやること

  1. 診断してもらえる医療機関を予約する
  2. 困り事を書き出す
  3. 子どもができるようになったことを数える

まずは医療機関の予約を

いきなり医療機関というのはハードルが高いかもしれませんが、

私の住む地域では、発達の検査と

医師による診断をしてもらえる医療機関は

「療育センター」ほぼ一択で

初診は最短で4ヶ月待ちでした。

地域によって違うとは思いますが、どこも似たような状況ではないでしょうか。

はーちゃんの場合は、心臓とてんかんの発作に気を取られていて

とにかく毎日を元気に過ごすことができれば

発達が他の子たちより遅いとかは

正直なところあんまり気になりませんでした。

(もともと楽観的なのですが)

その後、希望する幼稚園に入れないことが発覚し

その幼稚園の先生に、療育センターで相談してきてと言われ

あわてて予約の電話をしたのが

入園まであと4ヶ月の10月終わり頃・・・

全然間に合わない!!!

しかも、予約できるのが2ヶ月先の日程までということで、

まだ予約の受付もできないと言われてしまいました。

でも、逆に考えれば

それだけ発達に不安がある子どもを持つ親御さんが多いということ。

自分だけではない、うちの子だけじゃない、と思うことができれば

少し気が楽になりませんか?

とりあえず、

まずは予約!!

をオススメします。

困り事を書き出す

予約ができたら、受診日を待つ間に、ぜひやってほしいことがあります。

それは、子どものどんな行動や状態に困っているのか

具体的に書き出してみることです。

例えば、

言葉が出ないな・・という場合

困っていることは何なのか、考えて書き出してみます。

言葉が出ないと、コミュニケーションが取りにくいので

  • お友だちと一緒に遊べない/ おもちゃを取ってしまう
  • トイレトレーニングが進まない
  • 何をしてほしいのかわからない

うちのはーちゃんの行動で困るなぁと感じていたことは

家の中で高いところ(イス・テーブル・キッチン・洗面台など)に登ってしまうので

  • 落ちてしまわないか心配
  • 常に目が離せない
  • 登らせない対策がわからない/ できない

こんな感じで、書き出してみると

自分(あるいは子ども自身)が何に困っているのか

それをどうしたいのか、よくわかるようになります。

よくよく考えたら、

困ることでも悩むことでもなかったと思えるかもしれないし、

誰かに話して解決策がわかるかもしれません。

受診するときにも、相談したいことが整理されているので

スムーズに話すことができます。

ちなみに私は地域の子育てセンターに相談に行き

登らせないような対策をしましょう!と言われ・・

そうは言われても、イスとテーブルないと困るし

ましてやキッチンと洗面台を無くすなんてあり得ないし

対策なんてできない!と思いましたが

スーさん(旦那)が、キッチンと洗面台の引き出しの取っ手を

全部取っ払ってくれました。

開けられないと思ったら、ひもを取り付けて

はーちゃんが足をかけられないけど、開けられるようになっていました。

「キッチンと洗面台には登れない」という状態になって

少しだけですが、

はーちゃんの危険と私の不安が減りました。

できるようになったことを数えよう

そして、けっこう忘れてしまいがちですが

子どものできないことよりも

「できる」に目を向けたほうが良いです。

できるようになったこと、ものすごくたくさんありますから。

あ~とか、う~とか声を出せるようになった!とか

いっぱいご飯食べるようになったとか

高いところに一人で登れるとか

生まれたころより上手になったり、できるようになったりしたことを

どんどん数えてみたらいいと思います。

できないことなんて、無限にあるので

数えなくていいです。

ゆっくりでもでこぼこでも

今日より明日は

できることが必ず1個は増えています。

まとめ

子どもの発達が遅いと思ったら

  1. 診断してもらえる医療機関を予約
  2. 困りごとを書き出しておく
  3. できるようになったことを数える

おまけの話

幼稚園入園までに療育センターの予約ができそうになかった

はーちゃんでしたが

電話を切った数時間後、折り返しの連絡がありました。

なんと、”明日急遽キャンセルが出たので来て下さい”とのことでした。

4ヶ月待ちが、待機0日のミラクル!!

もちろん翌日受診しました。」

発達の遅れのみならず、持病があり、幼稚園の入園を断られる

という状況は”よっぽどのこと”だそうで

(入園お断りは本当はやってはダメ)

緊急を要する案件だと判断してもらえたようです。

電話をとってくれた職員の方には本当に感謝しかないです。

はーちゃんはやっぱり”いろいろもってる”と思った出来事でした。

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